晴れ渡る空、美しい富士山をバックにレースは最高潮!
“フラ・コマンダーカマロ”奮戦記
「コンペティション・クラス」ファイナルの悪夢!
記念すべき昨年8月のシリーズ開幕戦が雨で中止され、事実上今回が富士スピードウェイでの初開催となったFEDRA第1戦は快晴の中開催されました。大量のエントリーで大いに盛り上がった今大会は、ファニーカー、プロ・ストック、ガスドラッグ、コンペティション、プロストック・バイクの他にストリートクラスも多数エントリー。いつもならエキシビジョン・ランで終ってしまうトップフーエル・ドラッグスターも堂々3台がエントリーし熱戦を繰り広げた。各チーム共にニューマシンを投入しエキサイトなレースとなった。
SAKKY'S RACINGは、ファニーカークラスに出場予定だった秋良克温が3月16日のBERC鈴鹿戦の後、エンジンパーツの供給が間に合わず(イラク戦争による輸入貨物の延着!)、急遽プロ・ストッククラスにエントリーした。久しぶりに見る「j-sport」PRO/STOCK PONTIACだったが、やはりマシンは完全な状態で無く、予選でミッションに大きなトラブルを抱え早々に戦線離脱した。
COMPクラスの#351作田孝夫のHula-CommanderCamaroは、予選でトップタイムを出しファーストラダーをシングルランで難なく通過、続くセカンドラダーは#377Rod-motors葛城良選手の駆るRodDragVetteとの闘いとなった。#351作田はスタートミスで出遅れるが、ゴール寸前で#377 RodDragVetteを捉えファイナルへと進んだ。
迎えたファイナル#400小島浩嗣選手のAVO‐240Zとのガチンコ対決となったが、#351作田はスタート直後にコントロールを失いコースアウト!あっけなく勝負がついた。今シーズン第1戦、COMPクラスを制したのは#400小島浩嗣選手のAVO‐240Z。#351作田孝夫は準優勝に終わった。
アメリカン・ストリートクラスでは、#716小濱重尚のSesasCamaroが順調に勝ち上がるがセカンドラダーでまさかの敗退!ここ富士では先日の鈴鹿戦ほどの冴えが無かった。また、気になるトップフューエル、アルコールファニー、プロストックなど各競技クラスの結果とタイムは主催者公式リザルトへこちらからどうぞ。